======================================================================= AutoCAD 2004/LT 2004/2005/LT 2005/2006/LT 2006用 RP-GL/2対応 HDIドライバ Ver.1.11         '05. 12. 09   RICOH Co.,Ltd. =======================================================================    (C) Copyright 2005 RICOH Co.,Ltd. ======================================================================= <初めに> この度はリコー製品をお買いあげいただき、誠にありがとうございます。 本ドライバは、AutoCAD 2004/LT2004、AutoCAD 2005/LT2005、および AutoCAD 2006/LT2006(以下、AutoCAD)からRP-GL/2を使用して印刷するための プリンタドライバです。 このファイルには、RP-GL/2対応 HDIドライバを使用する上での注意点が記載さ れています。ご使用の前に必ずお読みください。 ------------------------------------------------------------------------ ソフトウェア使用許諾契約 本ソフトウェアをご使用になる前に、以下の使用条件をよくお読みください。 ご使用になられた時点で、下記使用条件に同意して株式会社リコー(以下、 リコー)との間で契約が成立したものとさせていただきます。 1.本ソフトウェアおよびその複製物に関する権利は、リコーに帰属します。 2.リコーは、本ソフトウェアの使用者(以下、ユーザー)に対し、本ソフトウ   ェアに対応するリコー製品を利用する目的で本ソフトウェアを使用する非独   占的権利を許諾します。 3.ユーザーは、本ソフトウェアおよび関連するドキュメンテーションについて、   いかなる修正、改造、翻訳、リバースエンジニアリング、デコンパイル、デ   ィスアセンブル等することはできません。 4.リコーおよびリコーのライセンサーは、本ソフトウェアを使用して得られる   性能または結果、および特定目的への適合性、または本ソフトウェアに瑕疵   がないこと、その他本ソフトウェアに関していかなる保証もいたしません。 5.リコーおよびリコーのライセンサーは、本ソフトウェアの使用に付随または   関連して生ずるデータの喪失もしくは欠陥、またはこれらにより生じた損害   (収入または利益の逸失を含みます)について、直接的または間接的かを問   わず、いかなる場合においても一切の責任を負いません。 6.ユーザーは、日本国政府または該当国の政府より必要な許可等を得ることな   しに、本ソフトウェアの全部または一部を、直接または間接に輸出してはな   りません。 ------------------------------------------------------------------------ <対応機種> imagio Wide 6020/7040/7040e/8100/8100e imagio Neo W400/W7050 <動作環境>  AutoCAD 2004/LT2004/2005/LT2005/2006/LT2006(日本語版)が動作する環境で あれば、特にホスト環境は問いません。 なお、本ドライバは、AutoCAD 2004/LT2004/2005/LT2005/2006/LT2006(日本語版) 以外のAutoCADでは動作いたしません。 それぞれのアプリケーションに適したHDIドライバをご利用ください。  また、本ドライバは、AutoCAD R14およびAutoCAD LT98以前のバージョンの AutoCADではご使用になれませんのでご注意ください。 <HDIドライバのインストール方法>  ●インストール手順   −1[スタート] をクリックし、[設定]をポイントし、[コントロール パネル]をクリックします。 −2[コントロールパネル]フォルダが開きます。 −3[Autodeskプロッタ管理]アイコンをダブルクリックします。 −4[プロッタを追加ウィザード]をダブルクリックします。 −5[プロッタを追加]ウィザードで[次へ]をクリックします。 −6[マイ コンピュータ]を選択し、[次へ]をクリックします。 −7[ディスクを所有]をクリックし、入手したプリンタドライバーの 保存先を指定します。 −8 インストールするドライバーを選択し、[開く]をクリックします。 −9[製造元]で「株式会社リコー」を、[モデル]でご使用のプリンタの ドライバー名を選択し、[次へ]をクリックします。 −10[プロッタを追加ウィザード]のメッセージに従って操作します。 <注意事項> ●本HDIドライバを使用する場合、Wide7040ではGL/GL2エミュレーション バージョンがV1.2.0以上である必要があります。 ●本HDIドライバを使用する場合、Wide8100ではGL/GL2エミュレーション バージョンがV3.2.0以上である必要があります。 ●リコーRP-GL/2対応HDIドライバでバージョンの異なるドライバの混在 はできません。すでに古いバージョンのRP-GL/2対応HDIドライバがイ ンストールされている場合は、古いバージョンのRP-GL/2対応HDIドラ イバを削除してからインストールを行ってください。    ●ドライバのアンインストール手順   −1 「スタート」メニューから「設定」−「コントロールパネル」を選択し、      「コントロールパネル」フォルダを開きます。   −2 「Autodeskプロッタ管理」をダブルクリックします。   −3 削除するドライバを右クリックして「削除」をクリックします。   −4 「ファイルの削除の確認」ダイアログで「OK」をクリックします。    ●プロッタ環境設定ファイルの「ポート」タブで、“説明”欄が「ローカ ルポート」と表示されたポートを指定すると、正常に出力されない場合 があります。下記のように設定してご使用下さい。   −1 Windows用プリンタドライバ(システムプリンタ)を作成し、出力先と してRidoc IO Naviで作成したポートを設定します。   −2 「インストール手順」の項に従い、HDIドライバをインストールします。   −3 作成したプロッタ環境設定ファイル(*.pc3)を開いて、「ポート」 タブを開きます。   −4 「次のポートに印刷送信」を選択し、ポート欄から、−1で作成した      Windows用プリンタドライバ(システムプリンタ)の“説明”欄が     「ネットワ ークポート」と表示されたポートを指定します。    ●AutoCADのバージョンと異なるバージョンのドライバをインストールして しまった場合インストール作業が終了していなくても、正しいバージョ ンのドライバをインストールできない場合があります。 その場合は、以下の手順で異なるバージョンのドライバのファイルを削 除して下さい。   −1 AutoCADがインストールされているフォルダの下の"drv"フォルダを開き ます。  例 , C:\Program Files\AutoCADLT2004\drv   −2 "RPGL2_#.drc"と"RPGL2_#.hdi"(#はインストールしたドライバのバージ ョンにより異なります)の2つのファイルを削除します。   −3 AutoCADのバージョンと一致するバージョンのドライバをインストール します。 <HDIドライバ各項目の説明>    ●各項目の内容および詳細については、ヘルプ画面をご覧ください。 <HDIドライバ使用上の制限事項>    ●「幅」の設定により「サイズ」の表示名称が異なります。 ●データにより貼り付けデータ部分が正常に印刷されない場合があります。 その場合には「グラフィックス」−「ラスターグラフィックス」内の 「OLE」設定を変更してください。 ●初期値は塗り潰し図形や線オブジェクトを、すべて黒で印刷します。 AutoCAD側の設定を反映して色表現したい場合は、カスタムプロパティの 「線と塗り潰しの設定」−「すべて黒」のチェックを外して印刷してく ださい。    ●カスタムプロパティの「線と塗り潰しの設定」を「すべて黒」とした場 合と「グラフィックス」−「ベクトルグラフィックス」内の「カラーデ プス」で「2階調グレー」とした場合では塗り潰しのパターンやイメージ データの印刷結果が変わります。2階調グレーの方が濃い目に印刷されま す。 ●「グラフィックス」−「ベクトルグラフィックス」の「解像度」設定を 下げると印刷処理時間が短縮されますが、印字品質は解像度に応じて変 化しますのでご注意下さい。 ●カスタム用紙サイズを編集しツリー上の「給紙元とサイズ」をクリック するとフェイタルエラーが発生する場合がありますのでご注意ください。    ●カスタム用紙サイズを編集し供給元を変更しても「供給元とサイズ」の 内容は反映されません。 適用する供給元を変更したい場合は、新たにカスタム用紙サイズを追加 してください。    ●カスタム用紙サイズを複数作成した場合、「給紙元とサイズ」の「サイ ズ」に表示される順番と「カスタム用紙サイズ」に表示される順番が異 なりますのでご注意ください。 ●カラーのベクター塗り潰しデータやハッチングデータは正常に印刷され ない場合があります。 「imagio Neo W400の場合」    ●AutoCAD2004/LT2004/2005/LT2005/2006/LT2006ではカスタムプロパティ の「赤黒設定」−「ペン色設定」は無効となります。 <カスタム用紙サイズに関して> ●カスタム用紙サイズの追加ウィザードで作成する幅と高さの上限値は 以下の通りです。 「imagio Wide7040/7040e/8100/8100e」の場合   幅:914mm 高さ:6000mm 「imagio Neo W400」の場合   幅:594mm 高さ:432mm 「imagio Neo Wide6020」の場合   幅:914mm 高さ:3600mm 「imagio Neo W7050」の場合   幅:914mm 高さ:15000mm ●カスタム用紙サイズの追加ウィザードで表示される印刷可能領域におい て、印刷されない領域「上」、「下」、「左」、「右」には《 0 》を 指定してください。《 0 》以外を指定すると実際の用紙サイズは短くな りますのでご注意ください。 ●カスタム用紙サイズの指定は実際にセットされている用紙のサイズに あわせて正しく入力してください。異なるサイズを入力すると正しく 印刷されません。また、手差しトレイの場合は異なるサイズを入力する と紙づまりの原因になることもあります。    ●カスタム用紙サイズを追加する場合は「マージンの確保なし」としてく ださい。「マージンの確保あり」と設定しても印刷結果は「マージンの 確保なし」と同じになります。 「imagio Wide8100」の場合 ●カスタム用紙サイズで印刷する場合は自動トレイ切替、トレイ3、トレイ 6、トレイ9、トレイ12、及び手差しトレイになります。 ●印刷範囲は、手差しトレイの場合、タテの長さ200mmから2000mm、ヨコの 幅210mmから914mmまでになります。それ以外のトレイの場合、タテの長 さ200mmから6000mm、ヨコの幅297mmから914mmまでになります。 「imagio Wide7040」の場合 ●カスタム用紙サイズで印刷する場合は自動トレイ切替、トレイ3、トレイ 6、トレイ9及び手差しトレイになります。 ●印刷範囲は、手差しトレイの場合、タテの長さ182mmから2000mm、ヨコの 幅210mmから914mmまでになります。トレイ9の場合、タテの長さ250mmから 6000mm、ヨコの幅210mmから914mmまでになります。それ以外のトレイの 場合、タテの長さ210mmから6000mm、ヨコの幅210mmから914mmまでになり ます。 「imagio Neo W400」の場合 ●カスタム用紙サイズで印刷する場合は手差しトレイになります。 ●印刷範囲は、タテの長さ100mmから432mm、ヨコの幅148mmから594mmまでに なります。 「imagio Wide6020」の場合 ●カスタム用紙サイズで印刷する場合は自動トレイ選択、ロール紙1(不定 形)、ロール紙2(不定形)、及び手差しになります。 ●印刷範囲のタテの長さは、手差しの場合:279mmから2000mm、自動トレイ 選択/ロール紙の場合:279mmから3600mmになります。 ヨコの幅は設定によらず210mmから914mmまでになります。 「imagio Wide7040e」の場合 ●カスタム用紙サイズで印刷する場合は自動トレイ選択、ロール紙1(不定 形)、ロール紙2(不定形)、ロール紙3(不定形)、及び手差しになります。 ●印刷範囲のタテの長さは、手差しの場合:182mmから2000mm、ロール紙3 (不定形)の場合:250mmから6000mm、自動トレイ選択/その他のロール紙の 場合:210mmから6000mmになります。 ヨコの幅は設定によらず210mmから914mmまでになります。 「imagio Wide8100e」の場合 ●カスタム用紙サイズで印刷する場合は自動トレイ選択、ロール紙1(不定 形)、ロール紙2(不定形)、ロール紙3(不定形)、ロール紙4(不定形)、及び 手差しになります。 ●印刷範囲のタテの長さは、手差しの場合:200mmから2000mm、自動トレイ 選択/ロール紙の場合:200mmから6000mmになります。 ヨコの幅は設定によらず210mmから914mmまでになります。 「imagio Neo W7050」の場合 ●カスタム用紙サイズで印刷する場合は自動トレイ選択、ロール紙1(不定 形)、ロール紙2(不定形)、ロール紙3(不定形)、ロール紙4(不定形)、及び 手差しになります。 ●印刷範囲のタテの長さは、手差しの場合:182mmから2000mm、自動トレイ 選択/ロール紙の場合:210mmから15000mmになります。 ヨコの幅は設定によらず210mmから914mmまでになります。 <排紙トレイに関して> 「imagio Wide8100/8100e」の場合 ●PPCフォルダーFD500(以下、折り機)を使用する場合は、「給紙方法」で 「自動トレイ切替」/「自動トレイ選択」、「手差しトレイ」/「手差し」 以外を選択してください。 「自動トレイ切替」/「自動トレイ選択」、「手差しトレイ」/「手差し」 では折り機を使用することはできません。 ●折り機を使用する場合は、普通紙以外の用紙は使用できませんのでご注 意ください。 ●用紙は1部ずつ排出されます。 ●本ドライバでの折りの設定可能な不定形用紙サイズは以下のとおりです。 幅297〜880mm、長さ420〜6000mm ●長尺折りとA2縦二つ折りの場合、折り終わった用紙は1つずつ取り出して ください。取り出さないと横搬送ユニットがいっぱいになり、紙詰まり をおこすことがありますのでご注意ください。 ●長尺折りの場合、用紙の長さは「30面」までに収まるように設定してく ださい。詳しくは、PPCフォルダーFD500の使用説明書をご覧ください。 ●A3縦の用紙をJIS袋折りするときに「本体スタンプ」を指定すると、本体 スタンプと折り位置が重ならないよう、本体スタンプの位置をずらして 印刷します。 ●以下の範囲以外では「折り機上排紙トレイ」を指定しても本体上「前排紙 トレイ」から排紙されますのでご注意ください。 幅297〜880mm、長さ200〜841mm <印刷領域に関して> ●有効となる印刷領域は、「幅」の設定(「マージンの確保あり」/「マー ジンの確保なし」)により異なります。 本ドライバの表示する用紙サイズの値から、AutoCADの既定値として各用 紙サイズに対して設定されるマージンを除いた値が、実際の印字可能領 域として使用されます。    ●マージンを確保しない場合、および、「標準用紙サイズを修正」ツリー で、各用紙のマージンを修正した場合については、プリンタの印字可能 領域を越えて描画する部分についての印字結果は保証できません。    ●実際の印刷可能領域については、ヘルプ画面をご覧ください。 ======================================================================= Autodesk、AutoCAD、AutoCAD LT、Heidiは米国オートデスク社の登録商標、 商標、またはサービスマークです。 Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの登録商標です。